みなさん、こんにちは。
星野順一郎さんと我孫子の未来を語る会がこうして多くの市民のみなさんのご参加で開催されることを心よりお祝い申し上げます。
星野さんと私は、ずっと地域医療や地域福祉を一緒に作ってきた仲間だと思っております。介護保険のスタートのときには我孫子市の認知症高齢者のみなさんへの要介護認定の指針を色々と厚生省から言われたわけですが、一緒に守り抜いてきた、貫いてきた同志だと思っています。その星野さんがこうして市長の立候補を決意していただいたことを本当にうれしく思っています。
星野さんは今回、我孫子の未来のためにという公約を発表されました。今日みなさんのお手元にもあると思います。具体的な内容は本人からお話いただいたほうが良いと思いますが、一つだけ、市民と議会が一体感を持てる情報の交流という項目があります。
これは市民と市長が一体感・・・ではないんですね。市長と議会が一体感・・・でもないんですよね。市民と議会が一体感を持てるようにと書かれています。
これは市長選の公約としては異例の公約かもしれません。「あれっ・・・間違いかな・・・」と思う方も、もしかしたらいらっしゃるかも知れませんけれど、これは本当に意味深い公約だと思っています。こういうことを公約として掲げる市長候補は全国で一人もいないと軽々しく言うと嘘っぽくなりますけれど、本当に全国でもなかなかいないと思っています。
実は一昨日の金曜日、我孫子市の自治基本条例案が特別委員会で、5対7で否決されました。私は市議会の定数を市民の意見を聞いて決めるという、当たり前のことが何で通らないのか、とても残念です。
議会の定数というのは、議員が条例を提案して、議会で条例を決めるのです。これは当然の手続きなのですが、議員が自分の身分に関ることを自分で決めるわけですから、その過程では、必ず市民の声を聞くということを、手続きとして義務付けるということが通らなかったわけです。
と同時に議会から、この案を作るとき、私のほうでタウンミーティングをやったり、ふれあい懇談会をやったり、シンポジウムをやったり・・・全部あわせると16回位やっていますが、まだまだ市民に浸透していないという批判がありました。その批判は批判として良いんですが・・・。
ただ、そうすると、なぜ4ヶ月、市議会が審議したときに、市議会は1回も公聴会を開かなかったのか。タウンミーティングを開かなかったのか。また議会便りではなぜ詳しく市民にお知らせしなかったのか・・・という疑問が残るんですね。そういったことをやるといった発想自体が、これは我孫子の議会だけでなくて全国の自治体の議会でも、まだまだありません。
でも、地方自治は二元代表制で市議会の議員も、市長も直接市民から選ばれています。ですから市長も市議会も直接市民の皆さんの意見を聞き、直接市民のみなさんに責任をもって、直接市民のみなさんに説明責任を果たしていくということが必要なのです。
こうした事をこれからもキチットやって行かなければなりません。星野さんの公約は、その事をさりげなく、しかし、しっかりと示しておられるわけです。本当に素晴らしいなと思いました。
それから最後にもう一つ。
最近、知事や市長の不祥事が、公共事業をめぐって逮捕されるという事件が続いています。私は政治をやる人は権力という危険物を扱っているという自覚を持たなければならないと思います。権力を持っているって威張っている人はただの醜い権力者です。けれど、権力という危険物を認識していない権力者は極めて危ない存在だと私は思います。
もちろんその権力というのは元々自分で持っているものではなくて、市民のみなさんから付託されているものです。だからその権力を、市民の皆さまのために正しく使う責任を持っているわけです。
だから権力を行使するときは、どんなに良く知った人でも、どんなに選挙でお世話になった人でも、特別扱いは絶対にしない。特別な関係にならない。そして裏では絶対に決めない。
利権だとか不正は論外ですけれど、正しいことであっても裏では決めない。市民の見ているオープンなところで決める。こういう姿勢が必要だと思います。
私はこのことは12年間貫いてきたつもりですけれど、そのことをしっかり引き継いでいただけるのが、星野順一郎さんだなあと思っています。
星野さんの素晴らしいご活躍を心からお祈りしてあいさつとさせていただきます。
どうもありがとうございます。